幼少期から両親とはあまりうまく行っていなかったヒツジ。
そう、わが家は長男第一主義が根強くある家庭。
どうせ長男が大事なら「自由に生きるわよ」と決断したのが小学校3年~4年頃。
ここで横道にそれなかった自分を誉めてあげたいよね。
ヒツジはヤンキーになる側ではなく、ヤンキーとお友だちになる方法で学生時代をのりこえてきましたの。
だって、どんだけ友だち選んでお家に連れて来ても母が聞くのよね。
「そのお友だちはヒツジより成績がいい子なの?」って。
成績悪い子は連れてくるなって、連れて来られた賢い子からしたら「アホのヒツジ」とお付き合いしたらダメってことだろうに💦
人生は矛盾でできている。
そう悟ったのも小学生時代だったわね。
正直すごくつらい子ども時代を過ごして今があるわけだけども、自分みたいに不幸な子が増えませんようにって切に願うのね。
そんな両親も歳をとり何かと高齢者特有の症状が出てまいりました。
父は未だ免許を返納する様子もなく、母も同様。
居候の身のヒツジはぐっとこらえているのだけれど、それは相手も同じこと…と大人になって過ごしていた昨今。
匂うのですよ。
悪臭ですよ。
施設で働いていると時々経験する匂い…。
生ごみと埃がマリアージュして熟成されたあの匂い。
つまりはホームレスさんたちの匂い。
それに口臭を足していただければ、完全なる「鼻もげら」な地獄絵がご理解いただけますでしょうか?
臭いの持ち主は父。
これは両親に言えることだけれど、歳をとって毎日お風呂に入らなくなりました。
加齢臭を保有したまま、布団にはいるので、布団もろとも既に異臭。
「洗濯可能」なアウターを買わないもんだから、ずっとそれを使って異臭。
ヒツジと違って歯科検診なんぞしたこともない両親は当然総入れ歯。
はい、口臭。
コロナワクチン接種後、自宅で安静にしていたヒツジはもうこの異臭が我慢できなくなって、父に言ったのですよ。
ヒツジ「お父さん、換気するよ。」
父「暑いのか?」
ヒツジ「違う、匂いが凄いのこの部屋」
父「匂うか?」
ヒツジ「お風呂入って下さい」
父「入ってる」
ヒツジ「(毎日入らなかったら意味ないべ)じゃぁ服が匂うんじゃないの?」
父→切れる
父はアウターや着ている服を全部可燃物の袋に入れて玄関へ。
もうそれが匂うこと、匂うこと。
廊下から玄関まで異臭漂う異様な空間です💦
そして約3日程口もきかずひねくれておりますが、今回はヒツジも謝罪する気持ちはさらさらなく。
これはもう、誰かが言ってあげないと、お店の人だって迷惑だろうに…。
尋常じゃない異臭ですからねぇ😢
突然大声で怒鳴るようになった母、元来キレやすく小さい頃からヒツジに怒鳴ったりたたいたりしてきた父。
収入はある程度あっても、父のふるまいには散々振り回されてきたヒツジの人生。
幼き頃からの恨みをぐっとのんで、この二人を見届けなくてはならない苦痛…。
生きていくのは本当に大変ですねって話ですよ。
そんな「やってらんない日」の昼食がこちらになります…。
まぁ、普通に「うまいっ」ってなるところをみると、ヒツジはまだまだ元気です。
ひつじ のROOM - 欲しい! に出会える。 (rakuten.co.jp)
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ありがとうございます(#^^#)
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