非正規雇用で働くということ①

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「こうやって負の連鎖はおきる」を学んだ

 

ヒツジが食肉加工工場で働いていた時に出会ったMさん。

 

  • 当時54歳独身女(バツあり)
  • 飲酒・喫煙・昼はコンビニ弁当必ず持参
  • アパート暮らし(家賃時々滞納)
  • 給料日はすでに残高2桁になる生活
  • 軽自動車所有

 

ヒツジがその工場で働き始めたとき、上司から「Mさんにわからないことは聞いて」と言われた。

初日の印象は「嫌いなタイプ」だった。

まず化粧が「水商売」的だった。

水商売の人が嫌いというわけではない。

現場は「食肉加工」の工場だ。

すべてを制服で覆い隠す職場でありながらアピール厚化粧をする。

その上からマスクをつけて、ほぼ目しか見えない帽子をかぶるのだ。

毎日洗ってもらえる訳でもない制服に化粧をべったりつけて平気とは。

まぁ、上場企業の子会社でありながら制服を週に2度しか洗わない会社にも問題はあるが。

 

Mさんは他の人よりは仕事はできた。

手先が器用だから、単価の高い商品を担当することも多い。

ヒツジはMさんの2番手として期待されいたようだ。

だからほぼ毎日1日中Mさんと一緒にいなければならなかった。

 

食肉加工の朝は早い。

早朝5時には開始してその日の納入に間に合わせる。

食肉加工業で働いていた期間、出勤時はいつも夜だった。

10度以下の工場内での立ち仕事。

夏でもカイロを身体にはりつけて勤務していた。

当時のヒツジとしては耐えられない仕事ではなかった。

ただ、窓がない「冷蔵作業場」という閉鎖的な環境で、

メンタル的には辛いものがあった。

 

Mさんの話は作業の徒然に聞くに堪えない話題だった。

すべてのソースは「テレビ」か「Yahoo」だった。

まったく疑う余地もなくその情報を信じ熱弁した。

くだらねぇ…

そう思いながら聞いて(いるふりをして)いた。

お金についてもよく話していた。

「お金がない」が口癖だ。

 

Mさんの自論は「他の人も同じ」である。

Mさんに限らず非正規雇用の現場にいると出会うタイプがある。

「自民党が悪いから生活が苦しい」というタイプ。

ヒツジは政治には興味がないし「生活が苦しい」原因なんて人それぞれ。

しかしMさんの自論は「自民党のせいでみんなが苦労している」だ。

まてまてまて。

「みんな」って誰?とヒツジはいつも無言の突っ込みをいれていた。

驚くことに、この工場で出会う多くがMさんと同じ考えだった。

特に「独身」「50代以上」(男女問わず)。

主婦チームはどこか穏やかだ。

特に扶養控除内で働いているチームはまったくカラーが違う。

 

Mさんの生活が苦しいのは「自民党」のせいではない。

それは毎日話をきかされているヒツジにはよくわかる。

だいたい手取りはヒツジと同じなのに生活水準がおかしい。

毎日のタバコ代・酒代・缶コーヒー・コンビニ弁当に加え、

夕食もスーパーの総菜を買う。

「黄色いシール」(割引)の総菜なんて味がねぇ…なんて言う。

車だってヒツジは持っていない。

維持費を考えたら自転車で行ける範囲内か公共交通機関を使うべきだ。

だって手取り15万円あるかないかの仕事なんだから。

それを言ってくれる人がいないMさんは毎月給料日に残高がなくなる。

 

Mさんには娘さんがいる。

娘さんもバツイチだ。

お子さんが1人いる。

Mさんと娘さんは当時「喧嘩わかれ」したらしく仲が良くなかった。

Mさんいわく、娘さんの生活態度は最悪だとのこと。

ヒツジ的には「あなたと同じですけど?」と思われるが、

それは個人の見解の自由ということで。

所詮他人ごとだし。

娘さんには小学校低学年の娘さんがいるらしい。

Mさんかしたらお孫さんだ。

お孫さんはMさんのことを慕っているとのこと。

ちょっと安心できる話題ではある。

イベントごとにMさんはお孫さんにお金を使う。

通常のおばぁちゃんが孫娘にお金を使うと全く同じだ。

違うことと言えばMさんにはお金がない。

多分どこかでキャッシングをしている。

Mさんの娘さんはどうやら定職についていないらしい。

お孫さんは時々娘さんの家を出てMさんの所で泊まるらしい。

あのタバコくさいMさんのアパートだから、アパートだってやに臭いだろう。

娘さんも喫煙者だからお孫さん的には問題ないのかも知れないが。

世の中は狭いもので同僚のお孫さんが、Mさんのお孫さんと同級生だった。

お孫さんは学校に来たりこなかったりらしい…。

そう、Mさんも仕事に来たり来なかったりの自由人。

負の連鎖っていうのはこうやって確立されるんだなと悟った。

 

Mさんには悪癖がある。

いつも誰かをいじめていないと仕事が盛り上がらない。

数年目にその標的はヒツジとなった。

最初は無視からはじまり最終的には業務にも支障をきたすようになった。

ヒツジは上司に相談したところ、定期的に同じような犠牲者がいることを認めた。

Mさんのいじめがはじまる数カ月前からヒツジは会社を辞めるつもりではあった。

食肉加工の仕事がどうにもやりがいがないのだ。

ある程度責任のある仕事も任され、実は時給も他の人より上げてもらっていた。

単純作業は嫌いではない。

毎日加工し、軽量し、梱包することも慣れてきてはいた。

だが、何一つ遣り甲斐がない。

同僚ともまったく馴染めなかった。

中国人・フィリピン人が多くいたこともあるが、

日本で働いている気がしないほど、

コミュニケーションをとるのに神経を必要とする職場だった。

 

Mさんのいじめもエスカレートしてきたし、

次なる仕事も目星がついたので上司に退職願を出した。

「いじめ」理由で辞めてもらっては上司的にもまずかったのか、

「内勤として事務所で働かないか」と打診をうけた。

ヒツジは事務もできないわけではない。

内勤事務=楽して同じ給料 なのもわかっていた。

しかし断った。

 

その会社、社員はパートに挨拶をしない。

パートが社員に挨拶をしても平気で無視をする。

そんな会社の事務所なんかで勤めたいはずもない。

 

そして退職時に上司に告げた…

社員さんが挨拶しないってのは社訓ですか?

そりゃぁ現場にいじめも起きますよね?

 

Mさんのお孫さんも負の連鎖

Mさんの現場でのいじめも負の連鎖

 

人生において「無駄な時間はない」というが、

できれば経験したくなかった最悪の職場と記そう( ..)φ

 

 

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